テントサウナを個人利用する際のルールについて解説していきます。
基本的にはキャンプ場であれば勝手に使っても良いケースが多いですが、中にはやってはいけない場合もあります。
その他テントサウナを使っていい場合・許可が必要な場合を解説するので、ぜひ参考にしてみてください。
テントサウナを個人利用(購入orレンタル)するなら基本的に許可はいらない
テントサウナを個人利用する場合は、基本的には許可は必要ありません。
許可が必要なのは「そのテントサウナを設置して他人(お客さんなど)に入ってもらう場合」です。
その場合は「公衆浴場法」という法律に基づいて、許可が必要になります。
公衆浴場は、「温湯、潮湯又は温泉その他を使用して、公衆を入浴させる施設」と定義されているが、これらの営業を行う場合には公衆浴場法に基づき都道府県知事の許可を得なければならない。
引用元:厚生労働省
つまりテントサウナをレンタル/購入した人が、自分たちが楽しむために設置する場合は許可がいらないということですね。
実際に私たちも、何度も川や湖でテントサウナをやっています。
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ただしその土地の所有者がテントサウナの利用を禁止していることがある(キャンプ場であっても要確認!)
個人利用の場合、「公衆浴場法に基づいた許可」以外の許可が必要になることがあります。
それはその土地の所有者がテントサウナや火などの利用を禁止している場合です。
- 私有地(所有者の許可があればOK)
- 公園やマンションなど火が禁止されているところ
- 遊泳禁止されているところ(テントサウナ自体ができても水風呂ができない)
森なども誰かの所有地であることが多いので、所有者に許可を取らなければいけません。
「この場所で使ってもいいのかな?」と不安に思ったら、とにかくまずは所有者や管理会社・自治体などに連絡をすることですね。
連絡先が分からないような場所であれば、使用を控えるのが良いと思います。
キャンプ場では火の利用もテントサウナの利用も許されることが多いです。
ただし中には禁止しているところもあるので注意が必要。
そのため、テントサウナの利用を予定しているキャンプ場のお知らせや禁止事項の項目をよく調べてから行くのがおすすめです。
心配な場合は問い合わせてみるのが確実ですね。
ちなみにテントサウナが禁止されている理由としては、
「安全のため」「法律的な問題につながる可能性があるから」というのが多いようです。
八風キャンプ場では理由を次のようにしています。
※ 火事やヤケドの可能性
※ 強風によりテントが飛ばされる事による事故の可能性
※ 明るさが確保できない夜間での利用がある
※ 大声等により周囲に迷惑をかける
※ 施設の上限を超えての、人の集合に繋がってしまう
まとめ
- テントサウナをレンタルや購入して個人利用する場合には、公衆浴場法に基づく許可はいらない
- ただしテントサウナを私有地でやる場合には許可が必要
- テントサウナや遊泳が禁止されていないキャンプ場ならOK!
テントサウナを検討中の方は、ぜひ一度トトノイキャンプを使ってみてください。
「使用前の安全チェックフォーム」「初心者でも安全に組み立てられる設営マニュアル」などをご用意しているので、安心してご利用いただけます。