「冬でもテントサウナはできるのかな?」
「水が冷たすぎて辛いのでは?」
さすがに真冬の川に飛び込むのは厳しそうと感じる方も多いと思いますが、テントサウナは冬でも全然できます。
テントサウナやキャンプが好きなら、冬にやらないのは人生損していると言っても過言ではありません。
この記事ではそんな冬のテントサウナをおすすめする理由や、実際にやっている体験談などを紹介していきます。
おすすめとはいえ知っておくべき注意点もあるので、最後まで読んでみてください。
テントサウナは冬でもできる!みんなの体験談
奥多摩でテント張ってその中でストーブ焚いてサウナするっていう
テントサウナをやって参りました。
冬で気温も4度とかなのにびしょびしょに汗かく。
友達同士で、酒飲めたり肉食ったり、それをサウナしながらなんて生命の喜び全て詰まってた時間だった。 pic.twitter.com/pDMWpxoLKp— 倉内聖矢 (@enrike39) December 21, 2020
秋から冬にやるテントサウナが一番気持ちいいんだよね〜 pic.twitter.com/faDTDXFYzP
— アミト a.k.a AUFGUSS GANG (熱波師) (@amito0212) October 22, 2020
「夏でも川は冷たいのに冬の川なんて入れる訳がない」
僕も最初はそう思っていました。
しかしサウナで熱々に温まってからなので、意外と入れるんですね。しかも気持ち良い!
僕は昼間はテントサウナで冷たい水風呂を楽しみ、夜は焚火を囲みながらホットワインを飲む冬キャンプが大好きです。
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中には川や湖ではなく、雪にダイブする人もいますよ。
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ちなみにサウナの本場フィンランドでは、湖の氷に穴を開けて水風呂として使用することも。
こんな感じで、テントサウナは冬でもできるんんですよ。
むしろテントサウナを冬におすすめする3つの理由
夏と比べた冬のテントサウナのメリットをお話しします。
①川・湖の水温が低い
まずメリットの1つ目は、なんといっても川の温度が低いことです。
サウナ用語の「グルシン」とはご存知でしょうか。「グルシン」とは水風呂の水温がシングル、つまり一桁台のことです。
一般的の温浴施設の水風呂の水温が約17°Cなので、「グルシン」は比較するとかなり冷たいことが分かります。
でも冬の川・湖の水温は「グルシン」どころかマイナスになることもあるんです。
サウナーの皆さんは、温浴施設の水風呂がぬるく満足いかないことはありませんか?「グルシン」の水風呂がある温浴施設に行きたいが、そのような施設は少ないし手軽に行くことができないと思っていませんか?
このような悩みは冬の自然が解決してくれます。
②キャンプ場に人が少ない
夏のキャンプ場って混みますよね?予約がいっぱいだったり、川の前や湖の前など人気の場所はすでに利用されており、あまり景色が良くない場所でキャンプをやることになってしまった経験がある方も多いんじゃないかなと思います。
しかし冬は夏に比べ人がキャンプ人口が圧倒的に少ないです。
ということは、夏のように場所取り合戦が起きづらいということです。
テントサウナをやる際は、テントサウナを出てからすぐに川や湖で体を冷やしたいかと思います。
だから比較的場所取りがしやすい冬はテントサウナに向いてるんですよね。
またテントサウナは、まだ珍しいので人に物珍しい顔で見られることが少なくありません。キャンプ場で水着のような格好になるのは恥ずかしいという方は、人が少ない冬にチャレンジしてみるのが良いかと思います。
③虫が少ない
「アウトドアをしたいけど虫がなー」。
冬であれば、蚊・ブヨ・ハチなど夏に多く発生する虫はほとんどいません。
テントサウナは、水着で行うことが多く肌の露出が多くなりますので、虫に刺されてしまう可能性が高いです。
実際に僕もトトノイタイムをハチにジャマされたことがあります。
虫が気になっていては存分に整うことができません。虫よけスプレーしようにも、川の水で落ちちゃうし。
でも冬であればそういった心配は何もいらない。虫・人が少ない冬に自然の中で誰にも邪魔されず、自分の世界に入る。
こんなの考えるだけでも幸せです。
テントサウナを冬にやる注意点・デメリット
テントサウナは冬にもおすすめですが、やっぱり知っておくべき注意点もあります。
注意点①:入り方を間違えると体に負担がかかる
そう、みなさんが考える気温水温が低いということはやっぱり注意しなければいけません。
夏に比べて体へ負担があることは事実です。
川や湖で体を冷やす際は、急に入るのではなく掛水をして体を慣らしてから入るようにしましょう。
飛び込みとかはやめておいた方が良いかもしれませんね。
またあまりにも水温が低くて辛いという方は、夏に比べて川へ入る時間を短くして外の気温で涼むというのもオススメです。
サウナは気持ち良く入るのが1番です。無理をしていつもの時間通りに動く必要はなく、季節ごとに自分なりのベストの時間を探してみてください。
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注意点②:テントサウナ内の温度が夏に比べて上がりにくい
デメリットの2つ目に外気温が高い夏に比べ、冬はテントサウナ内の温度が上がりづらいことが挙げられます。
対処法として、冬にテントサウナをやる際はできるだけロシア製のテントサウナ「MORZH(モルジュ)」を使うと良いでしょう。
知っている方も多いと思いますが、マイナス20℃以下でもサウナに入れるようにロシアで生まれたテントサウナブランドです。
MORZHは生地が断熱材を含む3層構造になっており、内部が120°Cまで上がるという特徴があります。
ただでさえ温度が上がりにくい冬に使うなら、こういったもともと温度が上がりやすい製品を使うのがおすすめ。
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